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 静岡県焼津市の2018年度の人口動態(速報値)で、転入者が転出者を上回る「社会増」に転じたことがわかった。同市は沿岸部にあり、2011年の東日本大震災以降、市街地が津波浸水想定区域にあることなどから敬遠され、転出超過が続いていた。

 焼津市は震災翌年の12年度に1097人の社会減を記録。その後、徐々に持ち直し、18年度は転入者が4412人、転出者が4278人で、134人の社会増となった。夫婦のいずれかが40歳以下の世帯を対象にした住宅取得補助など、子育て世代に手厚い施策が実を結んだという。水産加工業に従事する外国人の転入も増えている。(阿久沢悦子)