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 昨夏以降、スポーツ関連のテレビ番組やニュースに引っ張りだこだった15歳の「野球女子」がいる。

 島野愛友利(あゆり)さん。大阪の硬式野球チーム、大淀ボーイズのエースとして、昨夏の日本一に輝いた。

 最速は124キロで変化の大きいカーブも武器。「日本一チームのエースが女の子」と話題になり、授業の合間を縫って多くのメディアの取材を受けた。

 「有名になったり、タレントになったりしたいわけじゃない」と島野さん。それでも、メディア出演を続けたのには理由がある。

 「女子野球の価値を高めたい」からだ。

 今春、女子硬式野球の強豪・神戸弘陵高へ進んだ。男子の「甲子園」への憧れは当然ある。五つ上の兄は大阪桐蔭高で甲子園出場。一つ上の兄もこの春の選抜に出た履正社高(大阪)の野球部だ。だが、女子は男子の公式戦には出られないため、女子野球を選んだ。

 神戸弘陵高は今月2日、全国女子選抜大会で2連覇。しかし、話題となるのは同時期に開かれた「春の甲子園」ばかり。島野さんは「女子にも甲子園のような大会がほしい」と願う。

 中学軟式野球の人口が少子化の…

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