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 全国11道府県知事選で唯一、与野党の「全面対決」となった北海道知事選は、与党系の新顔で前北海道夕張市長の鈴木直道氏(38)が、新顔で野党統一候補の元衆院議員の石川知裕氏(45)を破り、初当選を確実にした。投票率は58・34%(前回59・62%)で過去最低だった。38歳の鈴木氏は、現職の都道府県知事で全国最年少となる。

 財政再生団体に転落し、厳しい人口減少にも直面する夕張市のトップを2期8年務めた。今回の知事選では「ピンチをチャンスに変える」と繰り返し訴え、無党派層にも浸透した。

 立憲民主、国民民主、共産、自由、社民が推薦した石川氏は、JR北海道の路線存廃の問題で「鉄路維持」、カジノを含む統合型リゾート(IR)の誘致については「カジノ反対」を鮮明にした。しかし、鈴木氏に及ばず、野党共闘は実らなかった。