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 通商問題をめぐる米国と中国の高官級協議が終わった。米ホワイトハウスが5日発表した。ワシントンでの3日からの話し合いを終え、「多くの重要課題で進展をみたが、かなりの作業が残っている」との声明を出した。

 サイバー攻撃などによる知的財産の侵害や、合意を守っていることを確認するための枠組みなどの協議を進めた。互いに掛け合っている追加関税の扱いも焦点だ。ライトハイザー通商代表と劉鶴(リウホー)副首相を中心にさらに交渉を続ける。

 トランプ大統領は4日の劉氏との面会で、習近平(シーチンピン)国家主席との首脳会談を経て合意をまとめることに前向きな姿勢を従来通り強調。合意の見通しについて「あと4週間でわかる。文書にまとめるのはその後2週間かかるかもしれない」と述べていた。

 米中首脳会談の開催はトランプ氏の見通しよりも遅れ続けているが、さらに5月以降にずれ込む可能性がある。(ワシントン=青山直篤)