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 徳川家康が豊臣家を滅ぼした大坂の陣(1614~15)で奮闘した加賀本多家にまつわる資料を紹介する特別展「大坂の陣前後の加賀藩」が、加賀本多博物館(金沢市出羽町)で開かれている。6月10日まで。

 加賀本多家は徳川家の重臣だった本多正信の次男・政重が江戸を離れ加賀前田家に仕えたことに始まる。徳川方で大坂の陣を戦った政重が掲げたという「日の丸馬験(うまじるし)」や身につけた刀剣、よろいのほか、兄の正純が政重に対し真田幸村を寝返らせる交渉に協力するよう求めた書状など約50点を展示。「徳川による平和」へ本多家がいかに奔走したか知ることができる。

 同館館長で加賀本多家15代当主の本多政光さん(72)は「展示物はほぼ全て実物。有名な武将が登場する書状などを通じ、本多家の活躍をみてほしい」と話す。会期中無休。午前9時~午後5時(入館は午後4時半)まで。入館料は一般400円、大学生300円、高校生以下無料。問い合わせは同館(076・261・0500)。(木佐貫将司)