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 豊川いなり寿司(ずし)のキャラクター「いなりん」の出張訪問など、ふるさと納税の寄付者への体験型返礼に力を入れてきた愛知県豊川市が、バスケットボール選手と一緒に田植えをしようという新たなメニューを加えた。田植えは6月にあり、寄付額1万円以上で5件限定。Bリーグの三遠ネオフェニックスから選手が派遣される。

 ふるさと納税に関して豊川市は過度な返礼品競争とは距離を置いている。市内の事業者や団体から提供された品やサービスを返礼にあて、返礼品購入に市費を使っていない。田植え体験は障害者支援施設と三遠ネオフェニックスの協力でメニューに加わった。

 ふるさと納税では、自分の住む自治体への寄付に返礼品を贈ることは認められていない。豊川市はこれまで体験型に限り市民からの寄付にも対応してきたが、ふるさと納税制度の厳格化で今年度からは体験型も市外の寄付者が対象となる。市は、東三河と静岡・遠州地方をホームとする三遠の市外のファンからの寄付を期待する。

 新メニューの発表に参加した豊川市出身で日本代表の太田敦也選手は「僕たちと一緒にぜひ田植えをしましょう」と呼びかけた。派遣選手の顔ぶれは決まり次第、三遠が発表する。豊川市のふるさと納税に関する問い合わせは市企画政策課(0533・89・2126)。