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 安倍晋三首相が14日にも、廃炉作業が続く東京電力福島第一原発(通称1F)を視察する方向で調整していることがわかった。東京五輪・パラリンピックに向けて作業の進み具合をアピールする狙いがあるとみられる。

 複数の政府関係者が明らかにした。新しい福島県大熊町役場の開庁式にも出席する予定だ。首相による1F視察は2013年9月以来、約5年半ぶり。

 政府は大熊町内の一部地域について、10日に避難指示を解除する。原発事故から8年1カ月ぶりに住民が暮らせるようになる節目に合わせて、首相自らが大熊町に足を運ぶ方向だ。

 首相は13年の五輪招致演説で、1Fの汚染水について「アンダーコントロール(管理下にある)」とアピールした経緯がある。