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 昨年のサッカー天皇杯決勝で浦和レッズが試合をした際、道路で発炎筒を使ったとして、埼玉県警は8日、同県ふじみ野市の男性(61)ら3人を道路交通法違反の疑いで書類送検し、発表した。県警は、スポーツ観戦に絡む発炎筒使用への同法違反の適用は全国初としている。

 3人はいずれも男性で、ほかに送検されたのは、さいたま市南区の会社員(29)と同県越谷市の会社員(55)。交通指導課によると、3人は昨年12月9日、天皇杯決勝の会場だった埼玉スタジアム(さいたま市緑区)の入り口付近の道路で、必要がないのに自動車用の発炎筒を使った疑いがある。男性らは浦和の応援に訪れ、選手が乗ったバスが会場に出入りするタイミングで発炎筒を使っていた。「選手の気持ちを高めることができると思った」などと供述しているという。必要なく路上で発炎筒を使うことは道路交通法の禁止行為とされている。

 県警は天皇杯の運営関係者から通報を受けて防犯カメラの映像を調べ、3人を特定した。それぞれ面識はなく、ほかにも数人が使っていたといい、引き続き捜査する。

 この発炎筒使用に関し、適切な措置を取らなかったなどとして、浦和レッズは今年2月、日本サッカー協会から罰金200万円と譴責(けんせき)の処分を受けている。