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 国際機関「鉄道国際協力機構(OSJD)」の閣僚級会議が8日、韓国のソウルで開かれ、27カ国の鉄道関係者約300人が参加した。ホスト役を務めた韓国鉄道公社は、北朝鮮と自国の鉄道をつなげる事業をアピールする方針だったが、北朝鮮は代表団を送らなかった。国際社会の北朝鮮への制裁が緩和されないことへの不満から、欠席したとみられている。

 OSJDはロシアや中国、北朝鮮など29カ国の政府や鉄道事業者からなる国際機関。会議はアジアと欧州などの国際鉄道輸送をテーマに12日まで開かれる。

 昨年4月の南北首脳会談で韓国と北朝鮮は、両国の鉄道を結び、将来は欧州まで乗り入れることを視野に入れた南北鉄道連結事業の推進に合意。だが、国連安全保障理事会などの制裁が続いており、北朝鮮側が工事を始められる状態にはない。(ソウル=武田肇)