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患者を生きる・食べる「意識障害」(2)

 京都府の女性(44)は2013年、マラソン大会で倒れて意識障害が残った。立ち上がったり、食事をしたりするのは難しく、胃ろうをつくることになった。

 夫の柘植知彦さん(51)は14年1月、宇治市の第二岡本総合病院(当時)から、大阪市の森之宮病院を女性の転院先に選んだ。そこで「回復期リハビリ」を女性は毎日3時間続けた。知彦さんは、自宅から車で1時間ほどかけて通って付き添った。

 目の動き、表情……。女性のわずかな変化も見逃さないようにした。脳の検査などで医学的には「変化がない」状態だったが、快不快の表情を示したり、音に反応したりすることが増えてきたと感じていた。病院のスタッフらにたくさん質問し、退院後に自宅で続けられるリハビリの方法をリストアップした。新築予定だった自宅の設計を全面的に変更し、介護室も造ることにした。

 半年間の回復期リハビリを終え、女性は再び第二岡本総合病院に移った。主治医の上古真理(じょうこまり)・神経内科部長(現・彦根市立病院神経内科部長)は「半年ですごく変わった」と思った。救急搬送された当時のことを知るスタッフらも、女性の表情が豊かになったと感じていた。

 口から食べることはできないか…

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