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 2005年4月のJR宝塚線(福知山線)脱線事故で亡くなった107人を思い、兵庫県尼崎市の現場近くの畑に、今年も花文字が浮かび上がった。事故は今月25日で発生から14年になる。

 地元農家の松本三千男(みちお)さん(83)が毎年、現場の南西にある広さ約1900平方メートルの自分の畑にダイコンの白い花で「命」と描いてきた。知人の萩本啓文(ひろふみ)さん(65)も現場北側の別の畑で「生」の花文字を咲かせている。

 「同じような事故が二度と起きないように、と願っています」と松本さん。二つの花文字は宝塚線の車窓から眺められる。(崔埰寿)