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 奄美大島に生息する希少カエルを捕獲した疑いなどで東京都の2容疑者が逮捕された問題は、島の貴重な生き物が狙われている実態を改めて浮き彫りにした。世界自然遺産登録に向けた課題の一つでもあり、環境省や関係機関は「監視の目」を強化する。

 県警や警視庁によると、種の保存法違反などの容疑で7日までに逮捕されたのは、ペットショップ店長とカエル関連の著書があるフリーライターの2人。昨夏、島内でアマミイシカワガエルとオットンガエルの各2匹を捕獲するなどした疑いがある。両種は同法で捕獲が禁じられる国内希少野生動植物種。金の斑点があるアマミイシカワガエルは「日本一美しいカエル」とも呼ばれ、転売目的で捕獲した疑いもあるという。

 「(密猟は)許せないが、逮捕は警告になる」。島在住の自然写真家で、ランや昆虫など希少種が盗採された現場を長年見てきた常田守さん(65)は語る。島内5市町村で作る奄美大島自然保護協議会などによるパトロールは続けられてきたが、広い山中では限界があるためだ。「密猟されるのは価値が高いから。奄美の生き物は世界の宝だと多くの島民に気づいてもらい、みんなで守れるようにしたい」とも話す。

 島内では昨秋、自生地がわずか…

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