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 徳島県立農林水産総合技術支援センター畜産研究課(上板町)の入札に参加した業者が金額を2桁誤って予定価格の100分の1で落札していたことが分かった。同課は業者の求めで金額変更に応じたが、県包括外部監査(監査人・野々木靖人弁護士)は「(値段変更は)許されない」と指摘した。

 2017年度に同課に液体窒素2300リットルを納入する事業。予定価格は1リットル270円だったが、落札業者が示したのは税込み1リットル2・4732円だった。入札には計4社が参加していた。

 落札業者は最初の1カ月は落札した価格で供給したものの、翌月分から1リットル247・32円に変更したいと申し出て、同課が応じたという。県会計事務の手引きには、入札ミスによる値段変更に県が応じる規定はない。県管財課によると、業者側が契約を打ち切ってもペナルティーはないという。(三上元)