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 ブタとキツネの子の友情物語「ダム・キーパー」が、アニメから絵本になりました。あれ? フォックスって女の子だったの?! 原作者の1人、ロバート・コンドウさんが来日したのでインタビューしました。米ピクサーでの仕事仲間だった堤大介さんとスタジオ「トンコハウス」を設立、活動の場を広げて27日から東京・新宿で「ダム・キーパー」などを上映する「トンコハウス映画祭」を始めます。

 ピクサーのアートディレクターとして「トイ・ストーリー3」「モンスターズ・ユニバーシティ」に携わったコンドウさんと堤さんが、自ら脚本を書いて自主制作した2014年の短編「ダム・キーパー」は、米アカデミー賞短編アニメ賞にノミネートもされました(賞を取ったのは犬にジャンクフードを食わせちゃうディズニーの「愛犬とごちそう」)。主人公ピッグは、父の後を継いで「ダム・キーパー」となり、ダムの上の風車小屋で一人暮らし。街をのもうとする黒雲のような「くらやみ」をダムと風車で押し返し、人知れず街を守っているが、ダムの仕事でいつも汚れてるためバカにされ、学校ではいじめられっ子。だが絵の得意な転校生フォックスと仲良くなり、そんな孤独な日々に光が差すが……。

 「堤と仕事をするうちに、2人で作品を作りたいという気持ちになった。どんなストーリーがいいか1年くらいディスカッションして、5案くらいできたかな。最終的に何がやりたいのか自問した時、『影のヒーロー』で一致したんだ。誰かを救っているのにたたえられることのないヒーローだ。オランダの少年が堤防に開いた穴を見つけて手で塞ぐという物語を2人とも子どもの頃に読んでいたことが分かって、『これを毎日やってる子が主人公だったら面白いんじゃないか』。そのアイデアが出てからスーッと動き出した。環境問題にもつながる話にしたかったから、ピッタリだったね」

 男子トイレでいじめられていた…

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