えびせん味にチョコレート味…エコでおいしい食器に脚光

有料会員記事プラごみ危機

小西正人
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 机の上にずらりと並んだ皿、箸、スプーン。すべて食べられる。意外にも、なかなかおいしい。製造するのは、愛知県碧南市にある中小企業の「丸繁製菓」。プラスチックごみを減らすエコ商品として注目され、販売が上向いてきた。

 従業員約50人の同社は、アイスモナカの皮をつくっていた。皮づくりは同市の知られざる地場産業。パリパリした食感と、アイスを挟んでもふやけにくい耐水性をともに備えた技術を活用し、8年前から「食べられる皿」づくりに着手。最初はイベントなどで焼きそばを盛りつけるような容器だった。「ごみを減らそうという発想でした」と、榊原勝彦専務(41)。

 食べてもらわないと、ごみは減らない。味にもこだわり、生エビを練り込み、えびせん味にした。器としては1~2時間は形を保つ一方で、かじるとパリッと割れる適度な硬さにたどり着くまでに、厚さや素材を変えて試作を繰り返した。

 食べられる容器「イートレイ」として売り出すと、イベント用やパーティーグッズとして話題を呼んだ。地元の特産品タマネギの風味をいかしたオニオン味、焼きトウモロコシ味などとバラエティー豊かで、注文生産だとイカスミ味やチョコレート味も提供できる。

 さらに、「畳味の食べられる…

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