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 東日本大震災から1カ月後、被災地を襲ったもう一つの災害があった。福島県いわき市を震源とする余震で山あいの土砂が崩れ、4人が亡くなった。その一人、高橋愛さんは当時、高校2年生の16歳。父久雄さん(64)はこの8年、娘の面影をずっと思い続けてきた。

 11日朝、久雄さんは妻のイミさん(53)、義父の貞夫さん(79)と土砂崩れがあった場所に足を運んだ。イミさんが更地となった自宅跡にピンクや黄色、白の花を供えた。「何年たってもつらいですね」。久雄さんは手を合わせた。

 2011年4月11日夕、震度6弱の揺れがいわき市周辺を襲った。久雄さんは市内のスーパーで働いていたが、客を避難させた後、自宅のある田人(たびと)地区へ向けて車を走らせた。

 途中で道路が通行止めになり、自宅へ近づけない。警察の駐在所に立ち寄ると、押しつぶされた自宅がテレビの画面に映っていた。家には妻と義父、妻の弟、長女、次女の5人がいたが、このうち4人が生き埋めになった。夜9時半ごろから、駐在所に情報が届き始めた。「奥さんとじいちゃんが救出された」

 追加の情報が届いた。「娘さん…

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