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 群馬大などの研究グループは、傷ついた脳内の神経細胞の修復を活性化させる仕組みの一部を解明したと発表した。神経細胞の損傷が進行する多発性硬化症やアルツハイマー病などの治療の発展が期待されるという。研究成果は3月26日付の国際オンライン科学誌「イーライフ」に掲載された。

 研究の中心を担った群大大学院保健学研究科の大西浩史教授(生化学)や橋本美穂研究員(生理学)らの研究グループが、脳内の免疫細胞「ミクログリア」について調べた。この細胞は神経細胞を修復する働き(保護作用)がある半面、免疫作用で神経細胞を傷つけてしまう働き(損傷作用)があると、科学的にわかっていた。

 研究グループは、この細胞の表面にあるたんぱく質の分子「SIRPα(サープアルファ)」に注目。遺伝子操作で実験ネズミのミクログリアからこの分子を取り除き、神経細胞を覆う「さや」をわざと傷つけて様子を観察した。その結果、分子をなくしたネズミの脳内は、正常なネズミの脳内に比べて損傷が軽かった。この分子が、ミクログリアの保護作用を抑制していると考えられるという。

 大西教授は「SIRPαの働き…

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