[PR]

 県内の議員は、住民何人の代表なのか――。朝日新聞が全国の地方議会を対象にしたアンケートをもとに、県内市町村の議員1人当たりの人口を算出した。アンケートの回答を分析すると、議員定数削減を進める自治体が多いことがわかる。過去4年間で議員定数を減らした、または今回の統一地方選で減らすと答えたのは15市町だった。

 名古屋市は、市議報酬を年800万円から1455万円に上げることと同時に、定数を75から68に減らした。アンケート回答時は定数75だったが、現行の定数68で今年3月現在の区別の人口を割って算出した。人口に応じて定数を減らす区を決めたため、各区の議員1人当たりの人口の差は約3万~4万人の間に収まった。

 アンケートの回答から県内自治体の議員1人当たりの人口を比較すると、豊根村、東栄町、設楽町の北設楽郡3町村が少ない順の1~3位に並ぶ。2番目に少なかった東栄町も、今回の統一選で定数を10から8に削減した。9人が立候補し選挙戦となった。(宮沢崇志)

県内自治体の議員1人当たりの人口

【少ない順の10自治体】

市町村(議員定数)人口/議員定数

①豊根村(8)  140

②東栄町(10→8)322

③設楽町(12)  404

④飛島村(10)  475

⑤南知多町(12)1509

⑥豊山町(10) 1575

⑦美浜町(14) 1581

⑧大口町(15) 1607

⑨阿久比町(14)2054

⑩扶桑町(16) 2172

【多い順の10自治体】

①岡崎市(37)10483

②豊橋市(36)10482

③一宮市(38)10152

④春日井市(32)9749

⑤豊田市(45) 9467

⑥安城市(28) 6756

⑦豊川市(30) 6122

⑧小牧市(25) 6117

⑨西尾市(30) 5742

⑩半田市(22) 5448

※全国自治体議会アンケートの回答を基に、1月現在の議員定数と住民基本台帳記載の人口から算出した。議員定数の「→」は今回の統一選で変更した議員定数

名古屋市議1人当たりの人口

区名(議員定数)人口/議員定数

①中区(3) 29744

②中川区(7)31513

③北区(5) 32670

④天白区(5)32924

⑤熱田区(2)33002

⑥名東区(5)33074

⑦千種区(5)33164

⑧中村区(4)33700

⑨南区(4) 34042

⑩守山区(5)35155

⑪緑区(7) 35254

⑫瑞穂区(3)35719

⑬港区(4) 36008

⑭昭和区(3)36553

⑮西区(4) 37520

⑯東区(2) 40525

※2019年3月現在の区別人口と現在の定数から算出