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 イスラエルの総選挙(定数120、比例代表制)が9日、投開票され、ネタニヤフ首相の続投がほぼ確実となった。与党リクードを中心とする右派勢力が過半数を確保する見通しだ。ただ、ネタニヤフ氏は汚職疑惑を抱えており、政権が不安定化する恐れもある。

 有力紙ハアレツによると、10日時点での開票率は95%。与党リクードと野党統一会派の中道「青と白」がともに35議席ずつを獲得する見通しだが、両党とも単独過半数には届かない。ただ、リクードには右派・ユダヤ教政党が賛同を示しており、連立与党として過半数となる65議席を確保する可能性が高い。

 ネタニヤフ氏は10日未明、商都テルアビブで約千人の支持者の前に姿を現し、「素晴らしい勝利の夜だ。敵対するメディアや困難な状況を乗り越え、偉業を成し遂げた。この国を世界で最も強い国の一つにしていく」と語った。

 コンサルタントのドローン・アティアスさん(53)は「ネタニヤフは小国のイスラエルを世界の強国にした史上最高の首相だ」と興奮した様子で語った。

 米大使館のエルサレム移転、シリア領ゴラン高原を巡る主権の承認など、ネタニヤフ氏はトランプ米大統領との蜜月関係を生かした外交成果を次々とアピールした。元外務次官のアロン・リエル氏は「大国と対等に渡り合う姿は、勝利を呼び込む最大の要因になった」と分析する。

 ネタニヤフ政権は通算13年を迎え、続投となれば今年7月にも建国の父ベングリオン初代首相を超えて同国で最長記録となる。

■入植地併合や汚職疑惑…

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