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 愛知県は10日、豚コレラ発生による移動制限がかかっている養豚場から、条件付きで豚の出荷を認める方針を明らかにした。多くの農場で出荷できない多数の豚を抱えている現状を解消する狙いがある。

 対象は2月と3月に移動制限がかかった愛知県田原市内の15農場。県が遺伝子検査で異常がないと確認し、運搬車両が消毒されていることなどが条件で、愛知県豊橋市の東三河食肉流通センターに限って出荷できる。まず11、12日に出荷を認め、その後も週に1、2回予定している。

 県によると、移動制限によって出荷に適した時期を超えた豚を抱える農場が多くあり、飼養密度が高くなって衛生状況が悪くなっているという。田原市では2月13日からの出荷制限が3月25日でいったん解除された直後、新たな感染確認によって3月28日から再び出荷できなくなっていた。

 大村秀章知事は10日、記者団に「しっかりと検査するので、感染拡大のリスクはない」と説明した。