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 熊本市の伝統的な祭り「藤崎八旛宮例大祭」で、馬を虐待したとして動物愛護法違反の疑いで書類送検された3団体の男性12人について、熊本地検は8日付で不起訴処分にした。「起訴するに足りる十分な証拠がなかった」としている。

 12人は昨年9月に開かれた例大祭で、飾りをつけた馬をむちのようなものでたたくなどしたとして、今年2月に書類送検された。祭りの直後に馬をたたいている動画がインターネット上で拡散し、動物愛護団体が刑事告発していた。

 告発したNPO法人「アニマルライツセンター」の岡田千尋代表理事(40)は「不起訴になったことは残念。今後地元の愛護団体と協力して監視を続け、不適切な扱いがあれば改善要求や告発をしていく」と話した。

 参加団体を束ねる藤崎八旛宮飾馬奉納団体奉賛会の猪本恭三会長(68)は「市民に愛される祭りをめざし、虐待と思われる行為がなくなるよう指導を徹底していく」と述べた。