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 フィギュアスケートの世界国別対抗戦が11日、福岡市のマリンメッセ福岡で開幕した。この日は午後4時35分からの女子ショートプログラム(SP)、同6時40分からの男子SPなどがあり、2大会連続3度目の優勝を目指す日本の宇野昌磨(トヨタ自動車)や昨年のグランプリ(GP)ファイナルを制した紀平梨花(関大ク)らが本番前の公式練習に臨んだ。

 女子の紀平は武器のトリプルアクセル(3回転半)ジャンプを9本着氷。曲をかけた練習では3回転―3回転の連続ジャンプなどもきっちり着氷した。飛躍のシニア1年目を「笑顔で締めくくりたい」と話す16歳。他国の選手らが早めに引き揚げるなか、最後までリンクに残ってジャンプやスピンを入念に確認した。

 昨年の全日本女王に輝いた坂本花織(シスメックス)もSP本番で着用する赤紫色の衣装を着て、氷の感触を確かめた。「SPもフリーもノーミス(の演技)したい」と意気込む坂本は曲をかけた練習で全てのジャンプをきっちり着氷。神戸出身の坂本は「関西のノリでいきたい」とリンク外でも日本チームを盛り上げるつもりだ。

 男子の宇野のSPは、今季ここまで使用してきた「天国への階段」ではなく、ビバルディの「四季」の「冬」に変更。その曲をかけた練習では、4回転フリップ―3回転トーループ、4回転トーループなどの高難度のジャンプを着氷させた。宇野は「この試合を自分の成長の第一歩にしたい」と意気込む。

 田中刑事(倉敷芸術科学大大学院)もジャンプの感覚を確認。アイスダンスは小松原美里(倉敷ク)、ティム・コレト(米)組が出場する。(大西史恭