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 新しい千円札の図柄に採用される富嶽三十六景「神奈川沖浪裏(なみうら)」は、山梨県立博物館(笛吹市)の所蔵品が参考になったとして、同博物館は12日から「神奈川沖浪裏」(縦25・6センチ、横37・7センチ)を含む葛飾北斎の3作品を3年ぶりに特別展示する。21日まで。

 「神奈川沖浪裏」は江戸時代の浮世絵師、葛飾北斎が70代の頃に原画を描いた「富嶽三十六景」の一つ。江戸湾の荒海にもまれる3艘(そう)の船と、遠景にどっしり構える富士山との対比が際立つ代表作だ。画家ゴッホや作曲家ドビュッシーらにも影響を与えた浮世絵として知られる。

 「富嶽三十六景」の全46作品は、山梨や富士山にかかわる有名な絵画資料として2006年に県が1億8千万円で購入。退色などの劣化を防ぐため、普段は外光にさらさず、温度や湿度を管理した収蔵庫で保管している。

 県立博物館学芸課によると、数…

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