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 第77期将棋名人戦七番勝負(朝日新聞社、毎日新聞社主催、大和証券グループ協賛)の第1局の指し直し局が11日、東京都文京区のホテル椿山荘東京で行われ、午後7時38分、挑戦者の豊島将之二冠(28)が佐藤天彦名人(31)に73手で勝って、開幕戦を白星で飾った。1日目に「千日手(せんにちて)」となり、2日目朝に初手から指し直される異例の対局だった。

 持ち時間各9時間のうち、残りは豊島挑戦者が1時間26分、佐藤名人が9分。第2局は22、23日に山口県萩市で開催される。

 1日目、同じ手順が繰り返される千日手が名人戦七番勝負では16年ぶりに成立。指し直し局は、先手から後手になった佐藤名人が「横歩取(よこふど)り」に誘導した。▲8八歩(29手目)以降、公式戦の前例がない進行になり、豊島挑戦者は▲6八銀(35手目)に1時間53分の大長考を記録。深い読み合いが繰り広げられた。

 佐藤名人が竜を作ったのに対し、豊島挑戦者は自陣の銀を着実に進出させて対抗。▲6五桂(55手目)、▲3五角(57手目)と持ち駒を連打した手順が、相手陣に狙いをつけた好着想。夕方の休憩明けに決断した▲2二飛成(63手目)~▲5五銀(67手目)の鋭い攻めが奏功した。終了図は▲6一飛成以下の詰めろで、後手の玉は受けがない。

 解説を務める副立会人の戸辺誠…

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