【動画】第23回手塚治虫文化賞の選考委員を務めた小説家・桜庭一樹さん=竹谷俊之撮影
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 大賞候補作はすべて傑作。漫画を読む根源的な喜びがありました。その中でもわたしは全身全霊で『その女、ジルバ』を推しました。

 この作品には“人生100年時代の新40歳”を描く新しさ、日本の敗戦後70余年を外部たるブラジル移民の流転人生から描く壮大さがあります。正史に覆い隠された個人の声なき声を代弁する、“稗史(はいし)”としての漫画を描ききった作者に、いま深い敬意を感じています。

さくらば・かずき 1971年生まれ、鳥取県出身。小説家99年にデビュー。2007年に『赤朽葉家の伝説』で日本推理作家協会賞、08年に『私の男』で直木賞を受賞。ほかに『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』『GOSICK―ゴシック―』シリーズなど。今年4月より『小説 火の鳥 大地編』を朝日新聞土曜別刷りbeで連載中。

 『彼方(かなた)のアストラ』…

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