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 情けない、長期政権のおごりだ――。岩手出身の自民議員の名前を挙げて「復興以上に大事」とした桜田義孝・前五輪相の発言に、被災地からは批判の声が噴出した。本人は辞任したが、夏に迫る参院選に向けて影響を指摘する声もあり、野党は攻勢を強める構えだ。

 「あまりにも情けないし、悲しい」。津波で自宅が全壊した陸前高田市の小野寺彦宏さん(84)は憤る。市の復興計画の推進委員などを務めるが、街は空き地が広がり、復興とはほど遠い状況だ。「被災地はこれからどう生きていくのかという課題と向き合っている。閣僚の発言としてあまりにもお粗末だ」

 被災者支援を続ける盛岡市の市民団体「SAVE IWATE」の金野万里事務局長(60)は「『復興』五輪のかけ声が皮肉に聞こえる」と話す。震災から時間が経過し、首都圏の復興支援イベントに訪れた人から「いつまで支援しなきゃいけないの」などと言われたこともあった。今回の発言の背景について「復興が長引き、東京と被災地の間に生まれた心の距離の表れでは」と分析する。

 桜田氏の後任には、衆院岩手2…

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