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 健康でいるためには、よく歩くことがいいことはわかっている。でも、関心のない人に「歩きましょう」と呼びかけても、その気になってもらうのは難しい。だったら、まちのあり方を変えて、住んでいるだけで歩行量が自然と増え、いつの間にか健康になれるようにしよう。そんな取り組みが各地で始まっている。

 大阪府高石市の市街地にある道路「南海中央線」。片側1車線の車道の外側に、広い歩道と自転車専用道がある。妻とウォーキングしていた市内の中武清さん(70)は「道幅が広くて気分がいい。ほぼ毎日歩いています」。

 昨年までにできたこの道はもともと、4車線の車道で計画されていた。それを市が「歩きたくなる道」にしようと2車線に減らして歩行者や自転車のためのスペースを確保。歩道にはちょっと休憩できるベンチを配置した。

 健康に関心がない人や、運動が体にいいのはわかっていても、ジムに通ったり登山に出かけたりする経済的余裕がない人は少なくない。だったら、クルマ中心でつくられてきた道路を「歩行者優先」の視点で見直して、歩きたいと思えるようにしよう。そんなまちづくりが少しずつ広まっている。

 新潟県見附市では、車道と歩道・自転車道が交差する市内の23カ所に「ボラード」と呼ばれるポールを設けてクルマが入れないようにしたり、歩道を目立つ色で塗り運転手に注意を促したりしている。こうした場所を「歩車共存道路」として、安心して歩けるよう条例を整備した。静岡県三島市も同様の条例をつくり、市内の一部の車道の幅を狭くして歩道を広げている。

 これらの自治体は、市民が健康…

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