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 ロイター通信によると、アフリカ北東部スーダンで11日、30年にわたって実権を握ってきたバシル大統領が辞任した。政府関係者の話として報じた。国内で主食のパンの価格が3倍に値上がりしたことなどをきっかけに抗議デモが相次いでいた。今後は、軍が関与する暫定評議会を設けるという。

 バシル氏は軍出身で、1989年にクーデターで実権を掌握した。西部ダルフールで2003年に始まった紛争で、国連が30万人に上ると指摘する大量虐殺に関与したとして、国際刑事裁判所(ICC)から逮捕状が出ている。(ヨハネスブルク=石原孝