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 京都市東山区の祇園で暴走した軽乗用車が次々に歩行者をはね、男女7人(当時40~77歳)が死亡、12人が重軽傷を負った事故から12日で7年になった。現場近くの檀王(だんのう)法林寺(左京区)で法要が営まれ、周辺住民や保育園児ら約60人が手を合わせた。

 事故後、同寺に犠牲者を弔う地蔵がおさめられた。地蔵の前で読経した住職の信ケ原雅文さん(64)は「交通事故は遭った人も、起こした人も人生を大きく変えてしまう。今でも悲しみがわき上がってくる」と話した。

 地元商店主らでつくる「京都祇園縄手繁栄会」の秋山敏郎(としお)会長(72)は毎年、参列している。事故直後の現場の様子が忘れられないといい、「風化させてはいけない。二度と繰り返さないための取り組みを考えていきたい」と語った。

 この事故は、運転していた男性(当時30)=死亡=のてんかんの発作が原因と判明している。(興津洋樹)