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 熊本県苓北町にある天草拓心高マリン校舎(124人)の水産実習船「熊本丸」(495トン)が12日、海洋科学科海洋航海コースの3年生14人を乗せて、地元の富岡港から今年度の第1次実習航海に出発した。26日まで北海道・函館港などを回る。

 出港式で、酒井一匡(かずただ)校長は「海に生きる者としての誇りと自信をつけて帰ってきてくれることを期待しています」と激励。実習生を代表して佐々木勇輝さん(17)が「船舶職員として果たすべき役割や責任について学んでいきたい」と決意を述べた。

 この後、船に乗り込んだ実習生たちは甲板に並んで一斉に敬礼をしたり、制帽を振ったりして、見送りに訪れた在校生や保護者、地元の保育園児ら約400人の「行ってらっしゃい」の声に応えた。

 熊本丸は九州の南海上を回った後、東京京浜港をめざす。東京では豊洲市場、函館では五稜郭などを見学。帰路は瀬戸内海と関門海峡を抜け、富岡港に戻る。(大矢雅弘)