【動画】現金盗難事件を巡る処分を説明する広島県警の石田勝彦本部長=大滝哲彰撮影
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 広島中央署で詐欺事件の証拠品の現金8572万円が盗まれた事件が発覚してから間もなく2年。県警は12日、容疑者を特定できないまま署長らの処分に踏み切った。なぜこのタイミングだったのか。県警は「『2年』という節目」と強調した。

 「県民のみなさまに深くおわび申し上げます」。会見冒頭で石田勝彦・県警本部長はこう語り、頭を下げた。この事件で本部長が会見するのは初めてだ。一方で捜査状況の具体的な説明はせず、すぐ離席した。

 懲戒処分となったのは、証拠品の管理と保管の責任者だった当時の署員2人。だが職責の一部は果たしていたとして、いずれも懲戒処分では最も軽い「戒告」だった。井本雅之署長については、「部下の指揮と業務統括の徹底を欠いた」とし、県警内部での「本部長訓戒」とした。

 現場が警察署内部だったことから、「内部犯行」説も浮上している今回の事件。県警は警察官や職員ら約600人を聴取し、延べ4万人の捜査員を投入した。金融機関の口座約6万件の照会や、押収した約3800点の証拠品を分析してきたが、捜査は長期化し、現在に至る。

 「なぜ今なのか」

 岩上譲治・首席監察官らが出席…

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