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 愛媛県は12日、県産かんきつの新品種「紅プリンセス」を発表した。「紅まどんな」と「甘平」という県ブランドの高級品種を交配したもので、昨年の西日本豪雨も乗り越えて、14年をかけて品種登録出願に至った。2025年ごろの初出荷を目指す。

 「愛媛48号」として05年に交配してから育成を続け、今年4月に品種と商標登録を出願した。育成していた県みかん研究所は宇和島市吉田町にある。西日本豪雨によって一帯は大きな被害を受けたが、苗木は奇跡的に無事だったという。

 新品種は紅まどんなのゼリーのような食感と甘平の濃厚な甘みを併せ持ち、糖度は14度以上ある。色は赤みのあるだいだい色で、大きさは約250グラム。皮は薄くてむきやすく、種もほぼないという。収穫期は3月中旬から4月上旬。紅まどんなは12月、甘平は2~3月が収穫期で新品種とずれているため、県から空白期間なく高級かんきつを出荷できるようになる。

 海沿いや島しょ部などの暖かい…

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