佐賀)複線区間短縮を認可 県は反発 新幹線整備めぐり
杉浦奈実
九州新幹線西九州ルート(長崎新幹線)の整備をめぐり、国土交通省は12日、JR佐世保線の複線化区間を、これまでの「肥前山口―武雄温泉」から「大町―高橋」に短縮した工事実施計画の変更を認可した。この区間の全線複線化を求める佐賀県は反発している。
2016年に県やJR、長崎県などが結んだ6者合意では、22年度に予定している武雄温泉での対面乗り換え方式による暫定開業までに、大町―高橋間を複線化し、その後、肥前山口―武雄温泉までの全線を複線化するとしていた。
これに対し整備主体の鉄道建設・運輸施設整備支援機構は今年2月6日付で、複線化区間を短縮した工事実施計画の変更申請を国交省に提出していた。
国交省はこの日、「フリーゲ…
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