電力会社や原発メーカーなどでつくる日本原子力産業協会が開設した、若者向けの「あつまれ!げんしりょくむら」というウェブサイトに、「ふざけすぎだ」といった批判がSNS上で殺到し、閉鎖を12日決めた。
2011年の東京電力福島第一原発事故のあと、原発に関連する産業界などを揶揄(やゆ)する言葉として「原子力村」が多用されるようになったが、業界が自ら「げんしりょくむら」と名乗ったため、SNSでは「開き直った」などと驚く声が上がった。
昔の日本の町並みをコミカルに描いたトップページから「kurofune(黒船)」というメニューを開くと、米国人らが「原発を再稼働してくれてありがとう」などと原発礼賛のメッセージを寄せる画面も。SNS上では「本当にひどい。いまだに避難している人がたくさんいるのに」などと批判が続いた。
協会の担当者によると開設は8日。「逆境の中でも原子力に関わる若者を応援したい」などとねらいを説明していたが、多くの批判を受け、「不適切な表現もあった」と閉鎖を決めた。(小森敦司)
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