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 北アルプスの伏流水が作り出す冷気を利用し、「天然の冷蔵庫」と呼ばれる「風穴」。この自然現象を利用し、日本酒を熟成させるための「蔵入れ式」が今月、長野県松本市安曇であった。

 山の斜面に面した風穴内に設けられた蔵は、堆積(たいせき)した岩石の間から冷気が出てくる。内部の温度は夏でも8度前後に保たれ、熟成がまろやかに進むという。蔵入れ式は、同市内の亀田屋酒造店、大信州酒造、笹井酒造の3社が参加。各社の蔵人らが、一升瓶約1140本、4合瓶約3千本を運び入れた。

 同じ期間、冷蔵庫で冷やしたものと比べると、違いが分かるという。大信州酒造の田中隆一社長(58)は「予想以上の酒に仕上げてくれる。理屈ではなくて、自然の力と言うしかない」と話す。

 9月中旬ごろまで貯蔵された後…

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