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 将棋の高校生棋士、藤井聡太七段(16)が12日、東京都渋谷区の将棋会館で指された第69期王将戦の1次予選で、森内俊之九段(48)に92手で勝った。藤井七段は「新年度の初対局を白星スタートできたのはよかった。今年も成長できる1年になるといいと思う」と話した。

 相手の森内九段は名人を8期務めた「十八世名人」の資格保持者。藤井七段は2017年9月のNHK杯戦でも勝っている。森内九段は「作戦の岐路であまり予想していなかった手が出て、いつの間にかペースを握られてしまった。前回の対局は持ち時間の短い将棋だったので、今回はゆっくり指せると楽しみにして臨んだが、うまく指されてしまいました」と話した。

 王将戦の1次予選では、あと2回勝てば2次予選に進む。さらに2次予選を勝ち抜くと7人による挑戦者決定リーグ戦に入り、そこで成績1位になれば挑戦権が得られる。(村上耕司)