スーダン暫定政権トップ、一日で辞任表明 軍内に反発か

有料会員記事

ヨハネスブルク=石原孝、ニューヨーク=藤原学思
[PR]

 アフリカ北東部スーダンで30年にわたり権力の座にあったバシル大統領を11日に解任し、軍が主導する暫定政権トップに就いたイブンオウフ国防相が12日、辞任を表明した。イブンオウフ氏はバシル氏に近いとされ、バシル氏解任の引き金になった物価上昇への抗議デモを続けてきたグループが反発し、デモ続行を呼びかけていた。

 イブンオウフ氏は国営放送を通じ、軍の結束を維持するために辞意を固めたと語った。軍内に、イブンオウフ氏に反発する市民に同調する動きがあった可能性がある。辞任発表に先立ち、軍当局者は記者会見を開き、「我々は長期にわたって権力を握るつもりはない」と強調。後任には別の軍幹部が就いたが、民政移管を求める市民の反発が収まるかは不透明だ。

 軍は11日にバシル氏の拘束…

この記事は有料会員記事です。残り164文字有料会員になると続きをお読みいただけます。