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 仲邑(なかむら)菫(すみれ)さん(10)が史上最年少のプロ棋士となり、注目が集まる囲碁界。これを機に子どもたちに囲碁を覚えてもらい、競技人口の減少に歯止めをかけようと日本棋院静岡支部は13日、静岡市葵区の碁席「爛柯」で小学生以下を対象とした入門教室を始めた。

 6月までの全9回で、4~10歳の15人が参加。初回はアマ七段の渡辺広男さんらから、碁石の持ち方や石を打てる場所などのルールを教わり、講師や保護者と相手の石を囲んで取る「石取りゲーム」を楽しんだ。この日初めて碁石に触れた桑原里花(りりか)さん(5)は「相手の石を取るのが楽しかった」。祖父の茂郎さん(64)は「興味を持ってくれるか心配だったが、楽しんでくれてよかった」と話した。

 同支部理事の八木勇さん(81)は「囲碁は集中力や思考力、決断力などを養える。囲碁をする子どもを増やし、第二の菫ちゃんを育てるのが夢です」と笑顔で話した。(佐々木凌)