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 松江市八雲町の熊野大社で13日、五穀豊穣(ほうじょう)を祈る「御田植(みたうえ)神事」があった。境内で八雲中学校の女子生徒11人が田植え歌と踊りを披露した。参拝者からはさかんな拍手が送られた。

 かすりの着物にすげ笠をかぶった女子生徒たちは、手に稲の苗に見立てた松葉を持って一列に並んだ。太鼓や笛の音に合わせて、「秋の稔(みの)りを植えて待つ」などと歌いながら、田植えの動きをしながら踊った。八雲中1年の石原芽依(めい)さん(12)は「帯もきつくて、腰も痛かったけど、練習よりもうまくできて楽しかった」と笑顔を見せた。

 熊野大社によると、この神事はかつて田植えの季節に合わせて6月に近くの田で行っていたが、1929年からは春の大祭に合わせてこの時期に境内でしているという。(内田快)