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 統一地方選後半戦の大分、別府両市長選と、別府、中津、日田、津久見、杵築、宇佐の6市議選が14日告示された。大分市長選は現職と新顔の計2人が立候補を届け出た。一方、別府市長選は現職以外に立候補の届け出がなく、戦後初の無投票当選が決まった。市議選は6市の計126の定数に147人が立候補したが、津久見市議選(定数14)は前回に続き無投票当選となった。いずれも21日に投開票される。

 大分市長選は、自民、自由、公明県本部、連合大分が推薦、社民県連合が支持する現職の佐藤樹一郎氏(61)と、共産新顔の小手川恵氏(63)の一騎打ちとなった。

 JR大分駅北口であった佐藤氏の出陣式には、自民の県選出の国会議員や県議、公明や社民の県議らが出席した。大分商工会議所の吉村恭彰会頭が「引き続き市政を引っ張っていただきたい」と激励。連合大分の佐藤寛人会長は「圧倒的な勝利に向けて取り組みたい」と話した。広瀬勝貞知事は「勝利を祈っている」と言葉を寄せた。

 小手川氏はJR大分駅南口で出発式。反原発や子育て、高齢者、障害者福祉の各テーマについて、NPO代表や市民が応援演説をした。党県中部地区委員会の川畑哲男委員長は、県議選で共産が2議席を得る一方で自民が議席を減らしたことを挙げ、「今回は自公推薦の佐藤市長との一騎打ち。安倍政権ノーの審判を市長選でも」と訴えた。

 第一声では、佐藤氏が災害対策や子育て支援に取り組む姿勢を強調。小手川氏は税金の使い方を見直し、福祉を充実させる考えを訴えた。

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 玖珠町議選(定数14)、姫島村議選(同8)は16日告示される。立候補の事前審査を受けたのは、玖珠町が18人、姫島村が8人。市長選や市議選と同じく21日に投開票される。(前田朱莉亜)