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 旧西那須野町(那須塩原市)で2001年、国際医療福祉大4年の前田笑(えみ)さん(当時24)が殺害された事件は14日、未解決のまま発生から18年を迎えた。捜査を続ける県警捜査1課の捜査員や、地元住民ら約40人が市内でビラ1千枚を配って情報提供を呼びかけた。

 県警によると、前田さんは01年4月14日の午前3時ごろ、何者かに殺害された。集合住宅1階の自室で襲われ、外に逃げ出したが、包丁で背中などを十数回刺されたとみられる。那須塩原署の捜査本部は現在24人態勢で、改めて捜査資料を精査しているが、犯人の特定には至っていない。

 昨年も広報活動を行い、その後は4件の情報提供があったという。今年は初めて地元住民も参加した。住民と並んでビラを配った本沢成忠捜査1課長は「今まで得た情報を精査し、証拠も洗い出していきたい。犯人逮捕につながる情報を教えてほしい」と呼びかけた。(若井琢水)