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 新元号「令和」の考案者として有力視されている国文学者の中西進さん(89)が、館長を務める高志の国文学館(富山市舟橋南町)で14日に令和についての解説会を行った。中西さんは考案者について「皆さんは知りたいのだと思いますが、私ではないのですよ」と話した。

 中西さんは、令和についての解説パネルなどをそろえた同館内の記念コーナーについて説明。「令和」の典拠である万葉集の梅花の歌の序文の「初春令月、気淑風和」について、漢籍の影響があるとの指摘もあるが、中西さんは「日本の風土に根ざした独自の表現」と指摘。「美しい風土への限りない感謝と尊敬を持ちながら、令和という時代になることを喜んで国民の一人として迎えたい」と語った。

 記念コーナーは開催中の企画展「家持発見 響き合う詩歌と絵画」の展示室にある。企画展は5月13日まで。観覧料一般500円、大学生250円。開館時間は午前9時半~午後6時。火曜休館(30日は開館)。(竹田和博)