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 長崎市長選が14日告示され、いずれも無所属で、現職と新顔3人の計4人が立候補を届け出た。前回は無投票で選挙戦となるのは8年ぶり。市が計画を進める交流拠点施設(MICE施設)を含めた長崎駅周辺整備や新市庁舎建設のほか、人口減少対策が争点となる見通しだ。

 立候補を届け出たのは元県議の高比良元氏(66)、4選をめざす現職の田上富久氏(62)、元市議の橋本剛氏(49)、元市議の吉富博久氏(74)の4人。立候補の意向を表明していた東京都在住の市民団体代表、寺田浩彦氏(57)は届け出なかった。

 高比良氏は出陣式で、若者の流出などに「何ら具体的な成果を生み出すことができなかった」と田上市政からの転換を訴えた。一方、田上氏は「未来に向けた基盤作りがいよいよ形になる。それを仕上げる使命がある」と支持者らに続投の必要性を強調した。

 最年少の橋本氏は「自分や自分の子どもたちがどういう未来を作るのか、直接責任を持っている」と若さをアピール。吉富氏はMICE施設や新市庁舎建設などの大型事業を批判し、「事業を凍結し、そのお金を福祉や教育に回す」と主張した。