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 約1世紀ぶりの解体修理が進む薬師寺(奈良市)の国宝・東塔(8世紀前半ごろ、約35メートル)は、いよいよ完成が近づきつつある。今月下旬からの一般見学会を前に15日、修理現場が報道陣に公開された。

 解体修理事業は2009年に始まった。今年3月には、最上部の飾り「相輪(そうりん)」(約10メートル)が取り付けられ、残るは壁にしっくいを塗る作業や避雷針の設置など数工程となった。落慶法要は20年春の予定。見学会では地上約25メートル地点から、作業用の足場越しではあるが、相輪を間近で鑑賞することができる。

 見学会は4月27日~5月6日。午前10時~午後4時。事前申し込み不要。寺の拝観料(大人1100円、中高生700円、小学生300円)のみで見学できる。松久保伽秀(かしゅう)執事は「創建時の技術と現代の技術が融和した姿を、見学会で感じて頂きたいです」と話している。問い合わせは薬師寺(0742・33・6001)。(根本晃)