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 日米両政府の合意で、沖縄から海兵隊員4千人が移転することになった米領グアム。ところが、米国政府が出稼ぎ労働者への就労ビザ発給を厳格化したことで、関連施設の建設が進まず、移転は大幅に遅れている。米領グアムのレオンゲレロ知事と地元選出のサンニコラス米下院代議員に現状と対策を聞いた。(聞き手・園田耕司)

米領グアム・レオンゲレロ知事

 グアム移転に伴う人口増は経済に良い影響をもたらすだろう。買い物客やレストラン利用客も増えるし、ホテルに泊まる人も増える。グアムの環境、文化、人々が尊重されるという条件つきであれば、私は移転に賛成だ。

 問題は労働力不足だ。人口の少ないグアムでは我々だけの労働力には限りがあるため、外国から労働者を招き、労働力として支援してもらっている。特にフィリピンの人々とは強い関係を持ち、第2次世界大戦後に荒廃したグアムを再建してもらった歴史がある。

 ところが米国土安全保障省は2…

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