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 企業が防災用品の保管場所として使う倉庫を、災害発生時に被災地へ運び、避難生活を送る人に脱衣所やトイレ、プライベートスペースとして使ってもらう――。そんな仕組みを静岡県磐田市の会社が考えた。賛同する企業を募り、行政とも協力して普及に取り組み始めている。

 バイクガレージメーカー「ダイナオ」(本社磐田市福田)の掛川市西大渕の工場に幅と高さ2・3メートル、奥行き1・5メートルの箱形の防災倉庫がある。納品を待つ完成品で、中は棚で3段に仕切られている。

 一見ただの倉庫だが、災害時に被災地で役立たせるための機能がある。上部にある太陽光パネルで発電でき、バッテリーも装備。USBを含むコンセントが中と外に付いており、外部電源なしで電気が使え、スマホの充電もできる。布団を敷けばベッドになる棚は、大人3人まで寝られる。居住性を高めるために換気口や小窓も備えている。

 ダイナオの大石博和社長(48…

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