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 長年にわたり全国の小中学校などで公演を続けてきた浜松市東区の「劇団たんぽぽ」の前代表、上保正道さん(77)が、2018年度の文化庁長官表彰を受けた。上保さんは15日、鈴木康友市長に報告し、「文化庁が児童青少年演劇に目を向けてくれたことがありがたいし、誇らしい」と話した。

 たんぽぽは終戦直後、浜松出身の小百合葉子さんが疎開先の長野県で設立。1953年に郷里の浜松に拠点を移した。3班が各地を回り、これまでの公演回数は約4万3千回に達する。

 上保さんは大学で児童演劇にかかわり、65年にたんぽぽに入団。病気のため20年ほどして役者から演出に移り、97年から2005年まで代表を務めた。「演劇や音楽、絵画は子どもたちの意識の下に『文化ストック』として蓄積され、何かしようとする時の判断材料になる」。そんな思いで続けてきたという。

 「児童青少年演劇は活動停止せ…

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