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 在日米軍基地の環境汚染の実情を訴えてきた英国人ジャーナリスト、ジョン・ミッチェルさん(44)=川崎市在住=が、これまでに入手した米公文書を沖縄国際大学(沖縄県宜野湾市)に寄贈した。汚染についての記録や言及がある米政府や軍の内部文書で、計5500ページ以上。今月から大学で一般公開されている。

 ミッチェルさんは英ウェールズ出身。1998年に英語教師として来日し、知り合った日本人の女性と結婚。大学教員のかたわら、取材活動の成果を沖縄の地元紙などに執筆している。

 文書に登場するのは、沖縄の嘉手納基地や普天間飛行場のほか、横田(東京)、横須賀(神奈川)、岩国(山口)、三沢(青森)などの各基地。文書からはダイオキシンや鉛、PCBといった有害物質のずさんな管理がうかがえる。

 発がん性が指摘される有機フッ素化合物(PFOSなど)が嘉手納基地内で使われていたことを示す文書もあり、ミッチェルさんは今年1月、沖縄タイムス紙で報じた。沖縄県は基地近くの河川で高濃度のPFOSを検出したものの、日米地位協定に基づく基地内の調査は米軍の許可がないため実現していない。

 ミッチェルさんは「日本は今も『太平洋のゴミ捨て場』同然。汚された土地はいつか返され、生活の場になる。だから、人々が実態を知り、考える手がかりにしてほしい」と話す。

 原点は9年前、沖縄北部の森で…

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