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 高松市の国立ハンセン病療養所・大島青松園に26日、ハンセン病の歴史や島の暮らしを学べる「社会交流会館」がオープンする。高齢化で入所者が少なくなるなか、「大島の姿を未来に正しく伝えたい」。学芸員の池永禎子さん(44)が、準備を進めている。

 青松園は110年前の1909年4月に開設。国の誤った隔離政策のもと、ハンセン病患者らを強制的に入所させ、ピーク時には700人超が暮らした。現在は高齢化が進み、53人の平均年齢は84歳を超える(いずれも1日現在)。島の歴史や自身の経験を伝える語り部も少なくなった。

 国は、園に残る記録や生活用品を資料として保存し、訪れた人に知ってもらうため、社会交流会館を整備。2016年には、交流の場となるカフェなどが先行オープンした。

 池永さんは18年3月、園で初…

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