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 日米貿易交渉の初会合が15日午後(日本時間16日未明)にワシントンで開かれ、初日の協議を終えた。茂木敏充経済再生相とライトハイザー米通商代表が、昨秋の日米共同声明に沿い、まずは農産品や自動車などの物品を中心に交渉することで合意した。16日午後に再度会談して、交渉範囲についての議論を深め、初会合を終える予定だ。

 ライトハイザー氏が米通商代表部(USTR)の建物を出て茂木氏を出迎え、約3時間にわたり議論を交わした。茂木氏は会合後、「率直な意見交換ができた。交渉の進め方については一致できた」と述べた。

 日米共同声明で、協議は2段階で進めることになっている。日本側が「日米物品貿易協定」(TAG)と呼ぶ物品交渉など「早期に結果を生じ得るもの」が第1段階、その後の「他の貿易・投資の事項」の交渉が第2段階だ。茂木氏によると、15日の議論の焦点は「第1段階」の交渉の進め方で、「第2段階」については話し合っていない。(ワシントン=西山明宏、青山直篤)